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甲府の野菜畑

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2010年 02月 28日

新規就農するには3

トルストイは「人生の道」(岩波文庫)の中で

いちばんよりよい地上の勤労は、
土地を耕したり種をまいたりすることである・・・・
耕作は万人にとって本質的な仕事である。
この労苦は人々に、何よりも多くの自由と、
何よりも多くの幸福とを与える。


と言っています。
食べることが自給できれば、何よりも多くの自由と、何よりも多くの幸福とが得られることになるということだと思います。
農耕を中心とした自給生活こそが、搾取のない平等な社会を実現するということです。
むしろ、多くを生産する産業としての農、言い換えれば工業化した農業には、まったく未来は見えません。

自給農となるまえ、外側から見ていた私は、つらい日々が続くように見えました。しかし、いざ飛び込んでみると、こんなすばらしい仕事はほかにないということに気づきます。
トルストイの言うとおりなんです。何よりも多くの自由と、何よりも多くの幸福とを与えてくれたのです。

就農、その中でも自給農を目指すことを決断し、一歩を踏み出した時、自由と幸福への扉を開けることになります。


今日の収穫: 菜花、ふきのとう、卵14個
    

by kofu-yasaibatake | 2010-02-28 21:53 | Comments(0)
2010年 02月 27日

新規就農するには2

就農するからには、どこへ出しても恥ずかしくない野菜を作りたいですよね。見ばえじゃなくて味が。しかも何種類も。
それが最も有効な営業手段だから。

最初からそんなものできるわけないと普通は考えますよね。

これが不思議なんです。できちゃうんですよ。

堆肥を入れて、無農薬で育てれば、最初からどこへ出しても恥ずかしくない野菜が、しかも何種類も。もちろん難しいものもありますがたいていの野菜は、いとも簡単においしくできます。
化学肥料で育てた市販の野菜の味のレベルは低いから、自分の野菜はうまいんだと信じて作れば大丈夫。市販の味のない野菜の方がおいしいと言う人は、初めから相手にしない。味オンチなんだから。

注意しなくてはならないのは手を掛けてあげるタイミング。
このとき、大量の水分が必要、このとき中耕や除草が必要、このとき追肥が必要などの勘所がありますが、たいていの入門書には詳しく書いてあります。
そこさえ外さなければ、あとは時期を見計らって収穫するだけ。

難しい野菜を最初から何種類も作ったら、うまくいかないのは当然。
重要な野菜なのに難しい野菜は、大豆、トマト、キャベツ、白菜あたり。これらは、徐々に勘所をつかむしかありません。

そうは言っても、作付け計画の立て方、堆肥・ぼかし肥・液肥の作り方、苗の作り方、支柱の立て方、漬物や味噌の作り方、鶏の絞め方など研修させてもらった方が解りやすいなと思うこともたくさんあります。
そういう方は、野菜畑においでください。一緒に作業をしながら、ひとつひとつ確認してください。

技術的なことは何とかなりそうでも、もう一つ大事なことがあります。心構えと言うか、なんと言うか。そのあたりを日を改めて。


今日の収穫: 大根、卵12個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-27 18:54 | Comments(0)
2010年 02月 25日

新規就農するには1

春になると、新規就農したいという人から相談されることがあります。
農業の形態はいくつもありますが、私は、専業の有機農家になることは勧めません。

私がアドバイスできる就農の方法は1つしかありません。それは農業以外に収入の柱を1つか2つ用意するケースです。

有機農業だけで生活できる収入を得ることは、今の農産物の価格では、到底不可能です。スーパーの野菜の10倍の値段で売りさばいても、たかが知れてます。量がまとまらないからです。

有機野菜を作ったら、自分の家族もその野菜を食べようと思うのは、当然でしょう。しかし、これがじつは、かなりの量です。自家用の毎日の野菜をはじめ、味噌を作る大豆も欲しい、自家用のお米も欲しいなどと自家消費が多いから、販売用の野菜はかなり限定的となります。加えて、甲府より寒い地方での就農となると、12月から5月までは野菜が販売まで回らず、自給で手一杯になります。

さらに、堆肥やぼかし肥まで自給するとなると、それらの量で野菜の作付けが決まるので、5反も6反もと言うわけにはいきません。自給の中心となる養鶏もとなると、作付けは田んぼ1反、畑が3反か4反が限度でしょう。

だから、1年間で販売できる野菜の量は、それほど多くはないのです。だから、スーパーの野菜の10倍の値段で売りさばいてもダメなんです。


次は、ビニールハウスのことです。ビニールハウスを持つか持たないかは、きわめて重要な選択です。
収穫量を増やすには、12月から5月までの半年間をどうするかにかかっています。ビニールハウスがあれば育苗もできますから、苗を販売することもできます。
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持たないことを選択したら、冬季に農業以外で収入を得ることを考えます。
フルタイムで勤めてしまうと、春から始まる畑の準備が進まないから、それは考えません。
自分に合った最適なビジネスを起こすことです。
11月から3月まで中学3年生の家庭教師を掛け持ちでしている人もいます。
そんなビジネスはごろごろしているはずです。

さらに、農業機械をどの程度導入するかは、農業の形態を左右する大きな問題です。
「機械化貧乏」と言う言葉は、今でも良く使われます。大型の機械を買い込むと有機農業の収入では、返済できません。

販路の確保も重要です。有機農産物は基本的に相対(あいたい)の販売です。波がないように一定の顧客を確保するためには、黙って野菜ばかり作っていてもダメです。

また、堆肥を作ったり、育苗したり冬の作業からは始めなければならないので、就農の時期は秋からがベストですが、入金するのは、6月ごろからになります。多少の蓄えが必要であることは言うまでもありません。

さて、ここからが本題です。おいしい野菜はどうやったらできるか。
長くなってしまったので、次の機会とさせてください。


今日の収穫: ブロッコリー、人参、卵14個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-25 22:07 | Comments(4)
2010年 02月 22日

食料自給率を上げるには

今、日本の食料自給率はどなたもご存知の通り、カロリーベースで40%しかありません。
国は農業が何とかなれば食料自給率が向上すると考えています。

農業はなんともなりませんよ。40歳以下の後継者のいる農家は、私の周りでは皆無です。
なぜ後継者がいないかは、農家はよく解っています。儲からないからです。

状況を知らない非農家からの新規就農をあてにするしかありません。新規就農者にはタダで研修させたり、補助を出したりするのは、そのための罠なんです。

そうではないんです、食料自給率をUPさせる方法は。
日本人の食生活を見直すこと なんです。
1. 肉食をやめる。アメリカでやったように、国会で肉食の弊害を公表したり、国民がベジタリアンになるよう誘導する。昔はそうだったんだから。飼料はほぼ全量輸入しています。
2. 輸入小麦粉で作るパンをやめる。学校給食はお米のごはん。
3. 輸入大豆から作った油を使った料理をやめる。

輸入されたとうもろこし、小麦、大豆を食べないってこと。ほぼ全てがアメリカからの輸入品だから、アメリカは怒るでしょうね。

でも、何でも食べたいものを食べればいいってものじゃない、と思うけど。


今日の収穫: ねぎ、ブロッコリー、人参、卵11個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-22 13:51 | これからの日本 | Comments(4)
2010年 02月 21日

トマトの苗

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今年の2月は気温が低く、発芽まで時間がかかっていました。昨日あたりまでに出揃ったトマトの苗です。

有機の苗を手に入れるには、自家採種した種を2月から3月にかけて、に順次蒔いて育てます。育苗は、温度の管理が大変だけど、つらい作業ではありません。ビニールハウスがあれば苗屋さんになりたいぐらい。

このあと、ナス、ピーマン、きゅうり、かぼちゃが発芽してくる予定。

次に蒔くのは、ズッキーニ、まくわ、スイカ、いんげん豆、とうもろこし、落花生、枝豆、モロヘイヤ。
頂いた鳴門金時も苗を作ろうと思っています。

一代交配の種は、種苗店では、「毎年買わないと、同じものができないからダメ」と言いますが、一代交配の種から実ったものから採種して蒔いてももまったく問題なく収穫までたどり着けます。むしろ、外国で採種したものより、自家採取した種のほうが、その土地の気候風土に合っているから良いように思えます。みんなが自家採種し始めると、種苗店が困るからじゃないかな。

ただ、市場出荷が前提だと、ちと考えてしまいます。

野菜がおいしいかどうかは、品種改良を重ねた種の種類ではなくて、有機かそうではないかで決まると思います、私の今までの経験では。


今日の収穫: ブロッコリー、チンゲン菜、卵9個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-21 18:55 | 有機菜園のミニ知識 | Comments(0)
2010年 02月 20日

確定申告の季節

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自給自足を目指しているので、少ない収入でも、消費も少ないのでバランスしています。
出てくる数字がかわいい数字ばかりです。

月曜日に提出してくる予定。毎年、帰りに献血をしてくることにしています。


今日の収穫: キャベツ、卵13個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-20 20:45 | 自給自足 | Comments(2)
2010年 02月 18日

カステラ

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急に卵が増えたので、カステラを焼きました。卵は16個、小麦粉370g、砂糖210g、水、みりん、サラダ油、はちみつが入り、同時に2枚焼けます。
卵が大きいのばっかりだったので、かき混ぜて、最後はボールからあふれそうであわてました。

卵が大きくなったのは鶏がおばあちゃんになったからです。
初生雛(生まれたばかりの雛)で入れてちょうど2年たちました。2年で廃鶏というところは遅いほうだと思いますが、あと10ヶ月飼う予定。

卵は計ったら、1つが90gありました。3Lぐらいかな。

時間が遅くなったから、熱いうちに切ったら、うまく切れませんでしたがスポンジの感じはよさそう。食べるのは明日にします。

去年も1月28日にカステラがUPされてます。毎年同じこととしてますね。


今日の収穫: キャベツ、ふきのとう、卵12個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-18 23:45 | おいしいもの | Comments(4)
2010年 02月 17日

きんぴらごぼう

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きんぴらごぼうはこのごろ定番のおかずです。食べるものが寂しくなった今頃、人参と一緒にたびたび登場。今回はゴマも。
うちでは最後に味噌を入れて味噌味にします。
やわらかいからあまり細くは切りません。入れ歯のないおばあちゃんも食べたとか。

今日は最高気温が3.8℃でした。この冬一番の寒さでした。


今日の収穫: 大根、人参、ねぎ、卵13個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-17 19:04 | おいしいもの | Comments(3)
2010年 02月 16日

街が荒(すさ)んでいる

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畑と自宅の途中に、この辺では珍しく夜もちょっと明るいスポットがあります。

まずセルフの安いガソリンスタンド、ここはよく新聞にも載ります。安いから私も使います。
その隣は以前セブン・イレブンだったところが、改装して安い理、美容院になっています。散髪は1000円ちょっと。
交差点を渡ると、まず、すき家。280円の牛丼。ちょっと行くと次はラーメン屋で290円。こちらは怖くていけません。

よくこれだけ並んだと思います。デフレスパイラルそのものです。

その先は廃業した事業所が連続してます。街が荒んでいます。どの業界もきびしいですよね。

こんな時代に、食べるものだけはきちんとしたものを食べなきゃ、と考える人はどのくらいいるでしょうか。こんな時代だからこそ健康に気をつけて、出どころのはっきりしたものを食べないといけないと思うけど。安いものには訳があるんです。

一歩踏み出して、自分で作る時代だと思います。


今日の収穫: ごぼう、ねぎ、ブロッコリー、人参、卵13個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-16 16:38 | これからの日本 | Comments(4)
2010年 02月 14日

消費税率を上げたい菅財務相

菅財務相は増大する社会保障費を確保するために、消費税率を上げるための議論を3月から始めたいと言っているそうです。

この景気の悪いさなかに消費税を上げたら、消費を控える心理が働き、一気に景気は悪くなり税収UPどころではない、という指摘もあります。

自給自足的な生活をしていると、仮に消費税率が上がって、100%程度になっても慌てはしません。環境のことを考えると、景気は悪くなったほうが良いじゃないかとも言えます。

10%だの20%だのとセコイこと言ってないで、思い切って上げてみたらどうですか。そうすれば、自給自足的な生活を始める人が増え、日本はすばらしい国になると思います。何でも買ってくればいいってもんじゃないでしょ。

二宮尊徳さんの言葉を借りれば、もともと、消費は控えるべきですから、あってもなくても良いようなガラクタは、売れないから生産しなくなります。

世界の規範となるすばらしい社会が、もうそこまで来ています。菅さん、がんばって!


今日の収穫: 人参、卵13個

by kofu-yasaibatake | 2010-02-14 19:09 | 自給自足 | Comments(2)